引き寄せのいい気分について、超険悪ムードで食べた記念日フレンチディナーが教えてくれたこと

引き寄せの法則では「いい気分でいると、いい現実が作られる」と言われますが、もしかしたらあなたは日々、いろいろなことにイライラしているかもしれません。

「朝、子供がグズグズしてもう出勤時間ギリギリ!」

「せっかくの休日、素敵なお店で食事したいのに、良さそうな店が見つからないまま時間だけが過ぎていく!」

「同僚のあの態度なんなの?!」

「やらなきゃいけないことがたくさんあるのに全然できてない!」

「親がいまだに口出ししてきてうっとうしい!」

などなど。

毎日生活していると、ついイラっとする場面ってありますよね。

でもそんな時はぜひ、物事を上手くいかせることよりも、あなたがご機嫌でいることを最優先してみてください。

それは、「いつか幸せな現実を引き寄せるために」というよりも、「今、幸せであるために」、です。

というのも、私には「10回目の結婚記念日」という貴重な1日を、イライラのせいで台無しにしてしまった経験があるからです。

その日は久しぶりに夫婦2人きりで、映画を観て、海を見渡す高層階のレストランでランチを食べ、10年前に式を挙げた結婚式場に併設された高級ホテルにチェックインし、温泉とフレンチディナーを優雅に満喫する、という完璧なスケジュールを組んでいました。

しかしランチを食べている時ひょんなことからケンカになり、そのまま仲直りすることなく、なんとディナーまでその状態を引きずってしまったのです。

そのフレンチレストランはとてもオシャレな雰囲気のお店で、盛り付けも華やか、味も最高!という口コミでした。

が、結局私たちは、超険悪なムードの中、ほとんど一言も喋らず、無言でそのフレンチコースを食べ終えたのです。

最高のディナーの味も見た目も、私は覚えていません。
覚えているのは、気まずく重苦しい気分と、店員さんの少し困惑したような表情くらいです。

完璧なスケジュールは、滞りなくスムーズに遂行されました。
しかし、だからと言って幸せだったかと問われると、否と答えざるを得ません。  

つくづく、「何を」するかではなく、「どんな気分で」するかが大切なんだなぁと思います。

あなたにも、同じような経験があるのではないでしょうか。
 
だからぜひ、これからは、遅刻しても、入ったレストランがイマイチでも、嫌味を言われても、効率よく物事が進まなくても、そして夫婦ゲンカをしても。

まずはあなたの内側を整えることよりも大切なことはないことを思い出し、それを最優先してほしいと思います。

なかなか難しいことかもしれませんが、最後に衝撃的なことを告白すると、実はケンカの原因も、今となっては夫婦ともども覚えていないのです。

あんなに激怒して、到底譲ることができないと感じた出来事でさえ、少し経てば忘れてしまうような、こだわる価値のない些末なことなんだなと改めて思います。

それでも難しいという方は、一度タントリックヒーリングを体験していただくと、イライラなんかどうでも良くなってしまうほどの幸せな感覚を掴んでいただけるかもしれません。

あなたがどんな時も、幸せの感覚に包まれて生きていけますように。

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